kimama snap 15026 [kimama snap]
8mmビデオデジタル化のドタバタをまとめました。
メモ程度なのに長文という代物ですが、興味のある方はどうぞ(^^)
まず使用機材から。
パソコン OS:Windows 8.1 64ビット
CPU:インテルCorei7-4700MQ 2.40GHz
グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX760M / インテル HD グラフィックス 4600
メモリ:8GB (4GB×2 / デュアルチャネル)
ビデオキャプチャー:GV-MDVD3(IODATA ハードウェアMPEG-2エンコーダ)
キャプチャーソフト:DVD MovieWriter 7 (GV-MDVD3に付属)
再生用ビデオカメラ:CCD-TR3000(SONY Handycam videoHi8)
上記の機材で8mmビデオテープのデジタル化(mpgファイル化)を始めたのですが、
とにかくコマ落ちに悩まされました。
GV-MDVD3によるキャプチャー時にコマ落ちを発生させないために有効だった手立ては、
①USB2.0ポートに直接続(ハブを介さない)。
②ネットワークアダプタを無効にする。
③ディスクデフラグツールのサービス「Optimize drives」を無効に設定する。
④補完的手立てとして、常駐プログラムを終了させる。
(タスクバーのアイコンで終了可能なプログラムのみ終了させた。全てでは無い。)
①~③について、以下に経緯を説明します。
①USBポート編
・ビデオキャプチャーをハブを介してUSB2.0ポートに接続。
・付属ソフトのDVD MovieWriter 7 でキャプチャー開始。
・キャプチャー途中でコマ落ちが発生。
・パソコンのUSBポートを変更・・・空いていたUSB3.0ポートに直接続(ハブを介さず)。
・再びコマ落ちが発生。
・パソコンのUSBポートを更に変更・・・USB2.0ポートに直接続(ハブを介さず)。
・コマ落ちが発生しなくなった。
・ハブ接続は影響を受けやすく、またビデオキャプチャーGV-MDVD3はUSB2.0/1.1対応ということで
USB3.0ポート接続では不具合が発生したのだろうか。
②ネットワークアダプタ編
・USBポート変更により数日安定してキャプチャーしていたが、ビデオテープ10本目(10時間)位で
再びコマ落ちが発生。
・約5分おきにコマ落ちが発生してしまう状況。
・タスクマネージャーで確認すると、コマ落ち時にはディスクアクセスが上昇し、特に
『ntoskrnl.exe NT Kernel & System』という項目のディスクアクセスが上昇していることが判明。
・ネット検索により、『ntoskrnl.exe NT Kernel & System』を抑えるにはネットワークアダプタを
無効にするとよいという情報を得る。
・コントロールパネル→デバイスマネージャーにてネットワークアダプタを無効に設定。
・5分おきのディスクアクセス上昇が無くなり、5分おきのコマ落ちも発生しなくなった。
③ディスクデフラグツール編
・ところが今度はキャプチャー30分後位にコマ落ちが発生。
・タスクマネージャーで確認すると、コマ落ち時にはやはりディスクアクセスが上昇しており、
『ディスクデフラグツール』のディスクアクセスが上昇していた。
・コントロールパネル→ドライブのデフラグと最適化にて、デフラグの自動スケジュールを手動に変更。
(「スケジュールに従って実行する」のチェックを外した)。
・『ディスクデフラグツール』のディスクアクセスはまだ上昇し、コマ落ちが発生する。
・コントロールパネル→サービスにて「Optimize drives」を無効に設定。
・『ディスクデフラグツール』の項目がタスクマネージャーから消え、ディスクアクセスは安定し
コマ落ちは発生しなくなった。
その後はコマ落ちもなく、安定して淡々とキャプチャーを続けました。
(時々アンチウイルスソフトやシステムによりディスクアクセスが高まりましたが、コマ落ちは発生
しませんでした。)
さて、悩まされたのはコマ落ちだけではありません。
ビデオカメラでの再生数本目辺りでにノイズが発生し始めました。
ヘッドがダメになったか!と思いきや、ヘッドクリーナーによりあっさりノイズ解消。
テープが古いのでヘッドが汚れやすいようです。
今でも家電量販店で普通に8mmヘッドクリーナー売ってるんですね~助かった♪
カメラ絡みでもう一つ。
順調にキャプチャーして、テープ半分くらい終えたあたりで、なんとカセット取り出しボタンが効かなく
なりました。
ビデオテープが取り出せない!
が、ボタンが付いているふた部分を閉めながらボタンを押すと、ガシャ、出てきた!
多分ヒンジあたりの線が断線しているんでしょうね。
この手探りなボタン操作により、最後まで何とかテープは取り出せました。
と、なんだかんだあったものの、8mmビデオ約50本、約50時間分のキャプチャーが全終了!
いや~疲れた~~(〃´o`)=3
・・・
いやいや、これで終わりでありません。
今度はDVD化への長い作業が続きます。
これはまだこれからの作業なのですが、とりあえずDVD化テストをやりました。
DVD-Videoを作成するのに使用したソフトは『Adobe Premiere Elements 13』。
設定やメニューをあれこれ試しながら数枚のDVDを書き込んだんですが、またもトラブル発生!
DVD作成を開始してしばらくすると、『PlaginCoder plugin.dllが見つかりません』
というメッセージが表示されて、DVD書き込みが中断してしまいます。
DVDメディアを変えてもダメ。
他の書き込みソフトをアンインストールしてもダメ。
ソフトをインストールしなおしてもダメ。
Win8.1のシステムの回復機能で、PCの状態を初回インストール前に戻してもダメ。
どんだけネット検索しても、同症状を解決した事例が出てこない。
あ~もう打つ手がない~!とあきらめかけていたところ、Adobeの公式サイトに
『破損したプロジェクトのトラブルシューティング』というページ
( https://helpx.adobe.com/jp/premiere-elements/kb/236435.html )
に、「A-4. プラグインキャッシュファイルを再作成します」というのを発見。
これを実施したところ...
DVD書き込みが中断しない!エラーが出ない!
ヘ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪ヒャッホーイ♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ
いやもう舞い上がりましたよ~♪
その舞い上がりも束の間、結局『Adobe Premiere Elements 13』のメニュー作成機能に満足いかなくて、
『TMPGEnc Authoring Works 5』というソフトに乗り換えました、とさ( ̄∇ ̄*)ゞ あ~散財。
さ~てすべての準備は整った。DVD化、チマチマがんばろうっと♪
※追記
8mmビデオテープをDVD-Video化するのは、富士フィルムやキタムラカメラなど業者でもやってくれます。
料金は少々...結構高いですが、テープにカビが生えていても対応してくれる(別料金)など、
何物にも代えがたい思い出のビデオを託すには安心でしょう。
今回私が業者委託を選ばずに『自炊』を選んだのは、料金の高さばかりが要因ではありません。
(結局、機材、ソフト代などで結構かかりましたからね。想定内ですが。)
ビデオキャプチャの際に画面に撮影日付を挿入したかったのです。
デジタル化した8mmテープは、今回再生に使ったカメラCCD-TR3000(Hi8)で撮ったものばかり。
撮影時に日時を画面挿入しなくても、日時データを別に記録してくれていて、カメラからの再生時に
再生画面に表示することができるのです。
この再生時の日付挿入をどうしてもやりたかったのです。
業者に頼めば日付は入りません。
また、Hi8の後に出たデジタル8仕様のカメラでは、このHi8の日時データは表示できません。
ということで、もうがむしゃらでした。
このこだわりがなかったら、初めのコマ落ち段階で業者に頼んでいたかもしれませんね。
(約20年前に購入したCCD-TR3000。よくがんばってくれました~♪)
Mac派なので、Windowsはよくわからないんだけど、
USBのverによる転送速度の違いによるトラブルと
常駐のデフラグツールが怪しそうですね。(なーんて、テキトーだけど)
PCは自作ですか?
これだけやってたら、そりゃあ音信不通になるわ〜。٩(๑꒦ິȏ꒦ິ๑)۶
おつかれさまです〜♪ (๑◔‿◔๑)
“キャットウォーク” の写真いいですね。こういうの好きです。
by desidesi (2015-02-19 21:29)
VIDEO編集楽しいですね。video studio でmpegにしてfreesoftでDVDに焼いています。
by soujirou-3 (2015-02-20 18:49)
>desidesiさん
PCは自作ではなく、マウスコンピュータ製です。
キャプチャートラブルの迷宮もきつかったけど、
今現在、編集作業も相当きつい。
目、肩、背中がバキバキですo(´^`)o
徐々に形になるのはうれしいんですけどね(^^)
by たち (2015-02-28 15:18)
>soujirou-3さん
はい、思うように出来上がっていくと楽しいですね(^^)
by たち (2015-02-28 15:20)